長命寺桜餅の基本から値段まで!デパートで買える?おすすめの人気店とレシピも紹介

日本の春の風物詩“長命寺桜餅”を知ろう!

みなさんは「桜餅(さくらもち)」はお好きですか?

春になると食べたくなる、とっても美味しい桜餅。桜の花が咲き誇るお花見に、桜餅をいただくのは、春の風物詩ですよね。

今となっては季節を問わずどこでも手にはいる桜餅ですが、元は現在の甘味・和菓子処の「長命寺桜もち」の創業者である山本新六が考案し、販売したのがきっかけです。

今回はこの「長命寺桜餅」について、詳しくご紹介します。

日本人ならだれもが心惹かれる素敵な和菓子、桜餅のルーツを知って、おいしく味わいましょう!

長命寺桜餅とは

長命寺桜餅は、1717年に現在の「長命寺桜もち」の創業者である山本新六が考案した和菓子です。

長命寺桜餅の読み方

「長命寺桜餅」の読み方は、「ちょうめいじさくらもち」です。

長命寺桜餅は、長命寺餅(ちょうめいじもち)、関東風桜餅(かんとうふうさくらもち)など、様々な呼び方があります。

長命寺桜餅の歴史と由来

現在の墨堤通りと呼ばれている場所は、ずっと昔から桜の名所として有名でした。当時、長命寺の門番をしていた山本新六は桜の季節に落ち葉の処理にとても苦労していたそうです。そこで考案したのが、この桜の葉を塩漬けにし、薄い皮で餡を包んだ桜餅。

これを向島の名跡・長命寺の門前で売ったところ、花見に来ていた客に爆発的に売れ、江戸を代表する人気商品へとなりました。

1825年の文献によると、その頃「長命寺桜餅山本や」では、38万個余りの桜餅が販売されたと書かれています。

桜餅の道明寺と長命寺の違いは何?

桜餅とよく似た和菓子に、“道明寺”というものがあります。

桜餅と道明寺は、どちらも桜の葉に包まれた和菓子で、「関東は“桜餅”、関西は“道明寺”、と名前が違うだけ」などと言われますが、正確には生地の材料が違います。

桜餅は、小麦粉や白玉粉、餅粉などで作った生地で作ります。薄皮の餅にあんこを挟みます。

道明寺は、もち米を蒸して乾燥させた道明寺粉で作った生地で作ります。まるでおはぎのような見た目をしています。

長命寺桜もち 山本や

長命寺桜餅を食べるなら、「長命寺桜もち 山本や」に行ってみましょう。

こちらは、上で紹介した、桜餅を一番初めに考案したお店です。

創業300年を超える老舗の桜餅は、一度は食べてみたい江戸時代から変わらない伝統の味。

  • 「もち」は小麦粉製の薄皮
  • 「小豆」は北海道産
  • 「葉」は西伊豆・松崎産オオシマザクラ

こだわりの素材と無添加にこだわり、子供でも安心して食べることができます。

長命寺桜もち 山本やのおすすめ商品

長命寺桜もち 山本や では、4つのタイプからシーンに合わせて商品を選ぶことができます。

①バラ 食べ歩き 

1個からの販売です。

250円(税込)/個

②召上 イートイン

お店で食べるならコレ。

桜もち1個(煎茶付き)500円(税込)

③篭詰(かごづめ) お土産 贈答用

かごに入った商品。自宅用はもちろん、贈答用としてもおすすめ。

10個入3,100円15個入4,500円
20個入5,700円25個入7,000円
30個入8,300円(税込価格)

④箱詰(はこづめ) お土産 贈答用

箱に入った商品。篭詰(かごづめ)よりもかさばらないので、お土産にもぴったりです。

5個入1,500円25個入6,600円
8個入2,300円30個入8,000円
12個入3,300円40個入10,500円
15個入4,100円50個入13,000円
20個入5,400円(税込価格)

篭詰(かごづめ)めの方が値段は高いから目上の人や大切な人に渡すならこちらがおすすめ。
箱詰(はこづめ)は50個まで対応しているから、大人数への手土産にもおすすめです◎

長命寺桜もち 山本や の賞味期限は当日中!時間予約がおすすめ

「長命寺桜もち 山本や」の商品は、添加物を一切しようしていないので、賞味期限が当日です。

ただし、出来上がった時から徐々に餅は固くなってゆくので、予約時に何時頃に持ち帰って食べるのかを伝えておくと、一番美味しい状態で用意してくれるのでおすすめです。

3月、4月は予約販売が

桜餅は葉っぱで包んで2時間たったころが一番餅がやわらかく、なおかつ桜の葉の香りもついているそうです。

長命寺桜餅の葉っぱは食べられる?

みなさんは桜餅の葉を食べますか?食べませんか?

ある調査によると、桜餅の葉を食べる人は60%を超えているようです。

結論から言うと、桜餅の葉っぱ食用なので食べることができます。

しかし、長命寺桜餅の山本やさんでは、外して食べることをおすすめしているんだとか。

この葉っぱは、元々は桜の葉の香りづけの他に、乾燥対策としての役割も果たしていました。

しかし、桜の葉っぱの繊細な香りと、餅の美味しさを楽しむなら、外して食べてみてください。

葉っぱの塩分をダイレクトに感じることがないぶん、風味を存分に楽しめますよ。

長命寺桜もち 山本や 店舗情報

長命寺桜もち 山本やは、浅草やスカイツリー観光と合わせて訪問したいお店です。

アクセス方法等は、公式ホームページを参照ください。

住所〒131-0033 東京都墨田区向島5-1-14
電話番号03-3622-3266
営業時間8:30~18:00※元日のみ10:00~17:00の時短営業
定休日毎週月曜日(7月8月は火曜日も定休日になります)
席数20席
個室無し
禁煙・喫煙完全禁煙
駐車場有り(店の前に3台)

桜餅・道明寺が買える人気店・デパート一覧

桜餅や道明寺は、全国に老舗や人気店があります。デパート等でも取り扱っているので、ぜひお近くの美味しいお店をチェックしてみてくださいね!

東京で桜餅が買える人気店・デパート

御菓子司塩野/人気店

御菓子司 塩野は、東京都港区赤坂にある創業1947年の老舗和菓子店です。

塩野の特徴は、素材にこだわり、伝統的な製法で丁寧に作られた和菓子です。生菓子、干菓子、羊羹など、幅広い種類の和菓子を取り揃えており、季節の素材を使った限定品も人気があります。

塩野の定番商品は、どら焼き、最中、羊羹です。どら焼きは、しっとりとした生地と、大粒の丹波大納言小豆餡が特徴です。最中は、数寄屋を模した栗最中、菊模様の菊最中、小判型の常盤松最中の3種類があります。羊羹は、上品な甘さのこしあんと、滑らかな口当たりが特徴です。

塩野の和菓子は、贈答用としても人気があります。箱入りの詰め合わせや、お好みで組み合わせられる詰め合わせなど、さまざまな種類の詰め合わせをご用意しています。

茂助だんご/人気店・デパート

茂助だんごは、東京都中央区の築地市場にある創業120年以上の老舗和菓子店です。

茂助だんごの特徴は、北海道産の十勝小豆を使った、やさしい甘さの餡です。また、団子生地は、沖縄産の黒糖を使い、さっぱりとした味わいに仕上げています。

茂助だんごの定番商品は、みたらし団子、あんこ団子、きなこ団子、草餅です。みたらし団子は、甘辛いタレと、もちもちとした団子がよく合います。あんこ団子は、自家製の餡がたっぷり入った、ボリューム満点の団子です。きなこ団子は、香ばしいきな粉の風味が楽しめます。草餅は、よもぎの香りが豊かで、きな粉とよく合います。

茂助だんごは、築地市場の外にあるお店で、店内は広々としています。また、団子のほか、おはぎや雑煮なども販売しています。

銀座あけぼの

銀座あけぼのは、東京都中央区銀座にある創業1887年の老舗せんべい屋です。

銀座あけぼのの特徴は、上質な素材と、伝統的な製法で作られたせんべいです。米は、北海道産のきたほなみや、長野県産の信州ひのひかりなど、厳選した米を使用しています。また、醤油は、山口県産の天然醸造醤油を使用しています。

銀座あけぼのの定番商品は、あけぼの煎餅、味の民藝、名物 銀座のどら焼きです。あけぼの煎餅は、サクサクの生地に、ほんのりとした塩気が効いた醤油味が特徴です。味の民藝は、さまざまな味が楽しめる、個包装のせんべいの詰め合わせです。名物 銀座のどら焼きは、ふんわりとした生地に、甘さ控えめな餡がたっぷり入った、人気のどら焼きです。

銀座あけぼのは、銀座本店のほか、東京駅、羽田空港、博多駅、名古屋駅など、全国の主要駅に店舗を構えています。また、公式オンラインショップでも購入できます。

名古屋や大阪で人気の桜餅・道明寺のお店

長命寺桜餅は通販・お取り寄せでも購入可能!?

長命寺桜餅は、お取り寄せで買うことはできません。

添加物を一切使っていないので、日持ちがせず、賞味期限が当日なのが理由です。

インターネットで出てくる「長命寺桜餅」は、転売商品の可能性があるので注意してください。

長命寺桜餅のレシピ

長命寺桜餅は、ご家庭でも簡単に作ることができます。道具や材料も少なく、手作りならではの美味しさを楽しむことができます。

長命寺桜餅(関東風の桜餅)は、数々のレシピが投稿されています。その中でも、今回は信頼できる企業発信のレシピをご紹介!

ぜひ、挑戦してみてくださいね!

桜餅が自分で作れたら素敵!

長命寺桜餅(関東風桜餅)のレシピ/前原製粉株式会社

兵庫県姫路市の前原製粉株式会社さんが出している関東風桜餅のレシピ。

白玉粉(国産100%)と、北海道産小豆使用こしあんを使ったレシピで、工程は少し難しいですが、読み込んでイメージしてから作れば、春以外でも桜餅が楽しめます。

ミルクの桜餅(関東風長命寺餅)/明治おいしい牛乳

明治おいしい牛乳を使ったミルクの桜餅レシピ。牛乳入りの餅ですが特有のにおいはあまりせず、牛乳をそのまま飲むのが苦手な子にもおすすめのレシピです。

長命寺桜餅を味わって春を感じよう!

長命寺桜餅は江戸時代から続く伝統的な和菓子。大人はもちろん、子供と一緒にこの味わいを楽しめば、日本の春をもっと堪能できるはずですよ。桜の葉の香りと甘い小豆餡を口いっぱいに頬張って、春の訪れを感じましょう!

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