フィンランドってどんな国?
みなさんは「フィンランド」と聞いて、どんなことをイメージしますか?
人気キャラクターのムーミンや、サンタクロースのふるさと。
日本でも人気の北欧雑貨(北ヨーロッパの雑貨)のブランドが生まれた国としても有名です。
フィンランドは美しい自然が沢山あります。
広くて大きな森
ビックリするほど透明な湖
雪におおわれた山々
冬の幻想的なオーロラは有名ですよね。
すばらしい自然がある国なの♡
まるで絵本の中に迷いこんだような素敵な景色を一度は見てみたいものです。
今回は、そんなフィンランドの基本情報や魅力をご紹介します。
フィンランドがある場所
フィンランドは北ヨーロッパにあります。
スカンジナビア半島の内側のバルト海の一番奥で、北欧諸国のひとつです。
西はスウェーデン、北はノルウェー、東はロシアで、南はフィンランド湾を挟んでエストニアがあります。
フィンランドまでは日本から飛行機で、約10時間半で行けます。
時差は6時間で、日本の方が6時間すすんでいます。
たとえば日本が午後3時だと、フィンランドは午前9時です。
フィンランドの基本情報
人口 | 約553万人 |
首都 | ヘルシンキ |
面積 | 約33万7000㎢ |
宗教 | キリスト教(福音ルーテル派・正教会) |
政治体制 | 共和制 |
フィンランドの気候
フィンランドの冬
北国のフィンランドは年間を通じて寒いイメージがありますが、日本と同じで、四季がはっきりとしています。
しかし北極圏に近いので、冬は日本より長く、寒さも厳しいです。
オーロラは冬に見られます。フィンランドの冬は日本よりも寒いので、防寒対策バッチリにして行くことをおすすめします。
フィンランドの夏
夏の気候は日本の初夏と似ています。
フィンランドの観光のベストシーズンは夏。
フィンランドでは、夏は晴れている日が多く、真夜中でも太陽が沈まない「白夜」があります。
フィンランドの言語
フィンランドの言語(公用語)はスウェーデン語とフィンランド語です。
しかしフィンランドは、教育に力を入れている国なので、英語を話せる人も沢山います。
首都のヘルシンキでは、駅やスーパーなどでも英語が通じますよ。
フィンランドの通貨
フィンランドの通貨の単位は€(ユーロ)です。略語は「EUR」です。
日本に比べて物価はどう?
フィンランドは教育や福祉がすばらしい国として有名です。
しかし、教育や福祉に関わるお金は国民全体で支えているので、消費税は最大で24%!
物価(物の値段)の高さも世界トップクラスです。
日本でいう小学校に入る前の教育(幼稚園や保育園)から大学院までの授業料が無料。 医療費や介護にも 国から沢山のお金を出してもらえます。
これだけを見ると「日本よりも全てのものが高いんじゃないの?」って思いますよね。でも、日本よりも安いものもあるんですよ。
くらべてみよう!
カフェのコーヒーは300円ぐらいなので、日本と同じぐらいです。
外で食べると高いんだねぇ。
フィンランドの人柄・気質・性格
フィンランドの人は恥ずかしがりやで、あまりハッキリとしない気質の人が多いです。
ほかのヨーロッパやアメリカの国のように、初めて会う人と気さくに話すことはあまりありません。
だんだんと時間をかけて仲良くなり、友達になるととっても優しく、家族のように愛情をもってお付き合いしてくれます。
フィンランドの「カハヴィタウコ」
フィンランド人はコーヒーを飲む量がとっても多いことで有名です。
働く条件で「カハヴィタウコ(コーヒー休憩)」を取るように法律で決まっています。
この「カハヴィタウコ(コーヒー休憩)」では、1人1人が別々に取るのではなく、会社のみんなでコーヒーを一緒に飲みます。
カハヴィタウコ(コーヒー休憩)」は、4~6時間働くなら1回、6時間以上なら2回。1回だいたい15分と決まっています。
フィンランド生まれの「サウナ」
みなさんは「サウナ」を知っていますか?
銭湯や温泉に行くとよくある、あの熱い部屋です。
実はサウナはフィンランド生まれ。「サウナ」という言葉もフィンランド語なんですよ。
本場フィンランドでは、サウナで温まった体を、湖や川、海に入って冷やす人もいます。
サウナ好きな人は、わざわざフィンランドのサウナに入るために旅行する人もいるんだぞ!
すばらしい自然と日本人にも通じる気質を持つ人たちが住む国「フィンランド」。
ぜひ、旅行に出かけてみたいですね。
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