浅草おとりさま(鷲神社)の酉の市を子供連れで満喫!屋台・日程・駐車場情報などをご紹介

浅草のおとりさま(鷲神社)酉の市に子供と一緒に出かけよう♪

浅草・酉の市(とりのいち)とは

酉の市(とりのいち)とは、11月の酉の日(十二支)に、浅草の“酉の寺”をはじめとした関東各地で行われる、開運招福・商売繁盛を願う祭りのことをいいます。

特に有名なのが、“浅草のおとりさま”の愛称でも知られている「鷲神社(おおとりじんじゃ)」の酉の市です。

浅草のおとりさまは、日本三大酉の市の一つ。例年70万人もの参拝客が訪れて、賑わいをみせます。

「鷲神社(おおとりじんじゃ)」は、天日鷲命(あめのひわしのみこと)日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りした由緒正しい神社。

今回は、この浅草のおとりさま(鷲神社)で行われる酉の市についてご紹介します。

浅草酉の市の歴史

酉の市の歴史は江戸時代にさかのぼります。江戸時代、江戸の近くに住む農民たちが、豊作を祝うお祭りとして、鷲大明神に鶏を奉納していました。お祭りの終わりには、集まった鶏を浅草の観音堂前に放して、繁栄を願ったそうです。

酉の市は武士が参詣していたことで知られていますが、やがて町人たちも多く参詣するようになりました。これは、町人たちが豊作を祝うとともに、年末の勝負を賭けた辻賭博を楽しみにしていたためでもあります。

辻賭博とは、江戸時代の街道や広場などで行われていた賭博(お金や品物をかけてやる遊びのこと。賭け事。)のことです。主な賭博の種類は、麻雀、花札、博打。辻賭博は、庶民の間で人気があり、酉の市や祭りの際には、多くの人が集まりました。

しかし、安永年間に賭博禁止令が出されたことで、辻賭博はなくなり、酉の市の賑わいは浅草に移っていきました。

それが、今に続く“浅草酉の市”のはじまりです。

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浅草おとりさま(鷲神社)酉の市2023の日程

浅草 鷲神社(あさくさ おおとりじんじゃ)で行われる、酉の市2023の日程は以下の通りです。

名称浅草 鷲神社(あさくさおおとりじんじゃ)
酉の市(とりのいち)
開催場所浅草鷲神社(あさくさおおとりじんじゃ)
東京都台東区千束3-18-7
開催日時【令和5年酉の市】
開催日
2023年11月11日(一の酉)
2023年11月23日(二の酉)※勤労感謝の日

開催時間
午前0時から午後24時まで
駐車場なし
近隣駐車場はこちらを参照ください。
↑神社から近い順に掲載されています。
備考酉の市特別祈願あり。(事前予約・当日予約可)
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浅草おとりさま(鷲神社)酉の市へのアクセス方法

鷲神社へアクセスする時、“おおとりじんじゃ”で変換できないと思うので、“わしじんじゃ”と入力して検索してみてください。

練馬区に「大鷲神社」、板橋区に「西台大鷲神社」などもあるので、間違えないようにしてくださいね。

電車でのアクセス方法

  • 東京メトロ日比谷線 入谷駅 北口3番出口より徒歩9分(600m)
  • 都営浅草線 浅草駅より徒歩約22分(1.6km)
  • つくばエクスプレス浅草駅から徒歩約13分(850m)

割と子供連れには厳しい距離・・・。

大丈夫!浅草駅方面から向かうと、屋台が沢山でているから楽しめますよ。
また、「国際通り」を路線バスが走っているので、歩くのが大変ならそちらを利用してください。

バスでのアクセス方法

  • 都営バス 千束下車 徒歩2分
  • 台東区循環バス「南めぐりん」 鷲神社前下車 徒歩1分

車でのアクセス方法

鷲神社には、酉の市期間中、駐車場はありません。車でのアクセスの場合は、近隣の有料駐車場を利用してください。

  • 首都高速6号向島線 三ノ輪出口から約7分
  • 首都高速9号深川線 浅草出口から約8分

酉の市期間中は、周辺の道路が混雑するので、公共交通機関の利用がおすすめです。

浅草おとりさま(鷲神社)酉の市で屋台や露天は出るの?

鷲神社の酉の市では、500~700店もの屋台や露天が出ると言われています。

お祭りでは定番のチョコバナナやあんず飴、もつ煮込みなど、色々な屋台グルメが楽しめるのが魅力。

もちろん、スーパーボールすくいや、射的などのお祭り感満載の屋台も登場しますよ!

屋台が開いているのは酉の市の前日の19:00頃~翌日の2時頃まで。

場所は国際通り(三ノ輪駅から西浅草三丁目の交差点)周辺です。

浅草寺~三ノ輪までの国際通りに出ています。

公式ホームページにも、屋台出店道路としての記入があるので、チェックしてみてくださいね。

浅草酉の市は子供と一緒でも楽しめる?口コミ・評判

浅草酉の市は子供と一緒でも楽しめるのか、口コミを集めてみました!

駅からちょっと距離があるので、小さな子供連れは時間に余裕を持って出かけるのがおすすめ。下町の情緒を感じながら、神社までの道のりも楽しめます。当日境内に入ると圧巻!屋台が所せましと並んでいます。ほとんどが熊手の屋台ですが、私は早めの時間に行ったので、ゆっくりと見ることができました。熊手を売る掛け声が威勢がよくて、子供たちも楽しそうでした。

商売繁盛のイメージが強い熊手ですが、家内安全もあって、我が家は子供たちが選んだものを買いました。境内には撫でると幸せになれるというオカメさんのお面?もあって、それを撫でまわして帰ってきました。私が行った時は拍子抜けするほど人が少なかったので、ラッキーでした。

屋台目当てで行きましたが最初は見当たらず・・・。どこにあるのかな?と思っていたら、親切な方が「神社の裏手に屋台が出ているよ」と教えてくれました。豚玉焼きやイカ焼き、ベビーカステラなど、屋台グルメでお腹いっぱいになりました。屋台に行くなら、小銭を持って行った方が良いですよ。(おつりがない!といっている屋台の人が多かったので、1000円札を崩してから行くと、待ち時間が少なくて良いと思います。)

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浅草のおとりさま(鷲神社)酉の市で買うもの・やりたいこと

1.熊手を買う/酉の市に来たらゲットしたい縁起物!

酉の市の縁起物といえば何と言っても、熊手!!

熊手を買わなきゃはじまらない!と言われるほど、酉の市を代表する縁起ものじゃ!

熊手とは、まるでクマが手を広げたような形をしている縁起物で、「幸運をかきこむ」。ワシの爪のような形のようにも見えるため「福をわしづかみにする」という意味があります。これらの意味を子供と一緒に推理しながら周るのも楽しいですね。

では、ここからは熊手の選び方についてご紹介します!

飾る場所に合わせて選ぶ

縁起物の熊手は、玄関やお店の入り口などに飾るのが一般的です。そのため、飾る場所に合わせてサイズやデザインを選ぶことが重要です。玄関に飾る場合は、玄関のサイズに合わせて、大きすぎず小さすぎないものを選びましょう。お店の入り口に飾る場合は、お店の雰囲気に合ったデザインのものを選ぶとよいでしょう。

目の高さよりも高い場所に飾るのが良いとされていますぞ。

どんな縁起をかつぎたいかで決める

縁起物の熊手には、さまざまな縁起物が飾り付けられています。おかめ、鯛、千両箱、亀など、自分の願いに合った縁起物が飾られたものを選びましょう。

子供連れファミリーには、「巾着(お金が貯まる)」、「滝登りする鯉(出世・学業向上)」などが人気。交通安全や来福などと書かれているものもおすすめです◎

■最初は小さい物から買おう!

酉の市では、どこもかしこも色々なデザインの熊手が飾られていて、どれを買ったら良いのか悩んでしまいます。縁起物の熊手は、1,000円台から1万円台のものまでありますが、値段ではなくサイズが大切

悩んだらまずは小さめの熊手を選びましょう。翌年にそれよりも少しだけ大きなものを購入していくのが良いと言われています。

酉の市の時期になると多くの人が集まるため、比較的手に取りやすい安いもの、中くらいのサイズのものは、売り切れてしまうこともあります。狙っている値段やサイズがあるのであれば、できるだけ早めの時間帯に購入してくださいね。

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2.八頭(やつがしら)を買う/出世・子宝の縁起物

浅草のおとりさま(鷲神社)酉の市では、熊手を売っている屋台の横に、ひっそりと芋を売っているお店があります。知らない人は通りすぎてしまいそうですが、これは「八頭」と呼ばれるさといもの一種で、縁起物なんです。

「八頭(やつがしら)」は、おせち料理に入っていることもあるんじゃよ。流通量が少ないから、とっても高級なんじゃ。

八頭を食べることで人の頭に立つように出世できるといわれ、さらに一つの芋からたくさんの芽が出ることから「子宝に恵まれる」とも言われる縁起物。商売をやっている人だけでなく、受験生やスポーツなどでいい成績をとりたい子供にもおすすめです。

「見つけられたらラッキー♪」と言われるほど、八頭の屋台は少ないので要チェックです!

3.“なでおかめ”をする

鷲神社の酉の市に来たら、ぜひ“なでおかめ”をしてみてください。

“なでおかめ”とは、境内に置かれている“おかめ”のお面をなでることを言います。

おでこをなでれば賢くなり
目をなでれば先見の明が効き
鼻をなでれば金運がつく
向かって右の頬をなでれば恋愛成就
左の頬をなでれば健康に
口をなでれば災いを防ぎ
顎(あご)から時計回りになでれば物事が丸く収まると云う

引用:酉の市豆知識 – 浅草 鷲神社公式ホームページ

江戸時代から熊手にこのおかめが取り入れられるようになりました。人が多くて触れなかった時には、おかめが入っている熊手を手に入れてくださいね。

浅草のおとりさま(鷲神社)酉の市に子供と出かけてご利益を得よう!

浅草のおとりさま(鷲神社)酉の市は、日本三大酉の市の一つとして多くの参拝客で賑わう行事です。毎年家族で訪れることを決めている人も多い、秋の風物詩でもあります。日本の伝統と活気が息づく、酉の市の雰囲気を、ぜひ家族みんなで味わってみてくださいね。

「浅草の酉の市、こんな感じだったよ~」という口コミもお待ちしています♪

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