【ストーンアート】子供が石に絵を描くにはどんな道具を使ったら簡単?
みなさんは「ストーンアート」を知っていますか?
ストーンアートとは、文字通り、石に絵を描く工作のことを言います。
準備が簡単で道具も最低限のものだけで作ることができるので、小学生におすすめの工作として人気。
石に絵や文字を書いたり、色を塗ったりするだけで、世界で1つだけの素敵なオリジナルのストーンアートを作ることができます。
海外でも「ストーンアート(stone art)」や「ロックペインティング(rock painting)」と呼ばれて親しまれています。
でも初めてストーンアートに挑戦するときには「石にどんな道具で色を塗ったらよいの?」と疑問に思いますよね。
そこで今回は、そんなストーンアート初心者や子供たちにおすすめの、基本から石に絵を書く道具の種類と選び方まで、詳しくご紹介します。
【ストーンアート】石に絵を描く前の下準備/子供でも簡単◎
ストーンアートをする前には、石に絵描くための下準備をしましょう。石を拾うところから、絵を書くまでの下準備も、子供のいい経験になりますよ。
ストーンアートをする前の石の簡単な下準備方法
- 石を綺麗に洗う。
- 中性洗剤を入れた水の中に1~2時間ほどつけ置きする。(洗濯洗剤がおすすめ。成分に“中性洗剤”と書いてあればどんなものでもOKです。)
- 石の表面がざらざらしている場合は、サンドペーパーで磨いて滑らかにしておく。(石そのままの風合いを出したい時には、この作業は不要です。)
- 歯ブラシなどで、隙間のよごれやゴミを取り除く。
- 日当たりの良い場所で乾かす。(よごれが付かない室内の日が入る場所がおすすめです。)
※ティッシュなどで拭いてから乾かすと、早く乾きます。ドライヤーを使うのも◎ - 絵の具定着剤を塗る。(なくても大丈夫。)
【ストーンアート】石に絵を描ける簡単な道具はコレ!初心者や子供におすすめの道具と種類
ではここからは、実際にストーンアートをする時に使える、初心者や子供におすすめの道具と種類をご紹介します!
どれか1つを用意すれば、子供でも簡単にストーンアートが楽しめますよ♪
1.【ストーンアート全体の色塗りにおすすめ】アクリル絵の具/子供でも簡単
石に絵を描く時、1番はじめにおすすめしたいのが、「アクリル絵の具」です。
アクリル絵の具は、全体の色を塗りたい時や、柔らかい風合いを出したい時にぴったりです。
筆の種類を変えれば、背景から細かい線まで、どんなものでも自由に描くことができます。
アクリル絵の具の中でも、ストーンアートにおすすめなのが、アクリルガッシュ。塗った後の乾きが早く、一旦乾くと水に溶けないという性質があります。
またアクリルガッシュは、違う色を塗り重ねた時に、下の色が透けにくい「不透明」の特性があります。そのため塗る色や場所を間違えてしまっても、また上から色を塗って修正できるので、ストーンアート初心者や、小学生の工作におすすめです。
サクラクレパスのアクリルガッシュ/ストーンアートにおすすめのアクリル絵の具
サクラクレパスのアクリルガッシュは、水に溶けやすく色を作りやすいのが特長。
小学生にも使いやすいセットなので、1つ用意しておくだけでストーンアート以外の工作でも活躍します。
2.【ストーンアートの細かい作業も簡単】アクリルマーカーペン/子供でも一人で準備ができる!
アクリルマーカーペンは、細かいデザインを手軽に描けるので、ストーンアートの細かい描写におすすめの道具です。
水を使わないので子供だけでも手軽に準備することができ片付けも簡単!
どんな場所でも手軽に描けるのが魅力です。
ストーンアートにおすすめのアクリルマーカーペン
3.【ストーンアート全体の色塗りにも簡単】ポスターカラー/高学年の子供におすすめ
ポスターカラーは、ポスターの絵や文字を書く時によく使用される道具です。一般の不透明水彩絵具の仲間なのに、ムラなくきれいに塗れるという特徴があります。
水性絵の具の一種ですが、紙以外にも塗ってもはじくことが少ないので、石に絵を描く際にも適しています。ただし、石の表面がざらざらしていると、絵の具が乗りにくいため、ポスターカラーを使う時は、紙ヤスリなどで表面を滑らかにしておくのがおすすめです。
ストーンアートにおすすめのポスターカラー
4.【ストーンアート全体の色塗り・細かい作業も簡単】ポスカ(POSCA)/子供と一緒にその場で描ける!
ポスカ(POSCA)は、三菱鉛筆が発売している水性顔料インクを使ったサインペンです。本体のラベルには「ポスターカラーマーカー」と書かれています。
ポスカは、さまざまな素材に色を付けることができ、ストーンアートにもぴったり。最近ではラメ入りのものも人気で、手軽に石に絵が描ける道具としてワークショップなどでも多様されています。
ストーンアートにおすすめのポスカ
5.【ストーンアートの背景に簡単】ネイル/子供だけではちょっと難しいかも。親子で挑戦!
ストーンアートに使える意外なアイテムが“ネイル”です。
家に余っているネイルがあったらぜひ試して欲しいのが、ストーンアートの背景を作ることです。
下の動画のように、水に使わなくなったネイルを浮かべ、石の表面につけると、他の道具では真似できないような背景のできあがり。
ネイルは発色が良いものやラメが入っているものも多いので、可愛らしいストーンアートができますよ。
ストーンアートQ&A
最後にストーンアートに関するQ&Aをご紹介します!
- Qストーンアートはどんな名前で呼ばれていますか?
- A
ストーンアートは、石ころアート、ストーンペインティング、ストーンクラフトなどの別名でも呼ばれています。
- Qストーンアートの材料はなんですか?
- A
ストーンアートの材料は、“石”です。お気に入りの石を見つければ、それがストーンアートの材料となります。自然にある石は、一つとして同じものが無く、ストーンアート自体も世界に一つだけの作品ができます。
ちなみに木で作るアート作品を“ウッドアート”、砂で作るアート作品を“サンドアート”と言います。自然のもので作る作品は、あたたかみを感じますね
- Qストーンアートは何で塗ると簡単ですか?
- A
今回の記事で紹介した、アクリル絵の具、アクリルマーカーペン、ポスターカラー、ポスカ、ネイルの5つの道具を使えば、子供でも比較的簡単にストーンアートが作れます。ただし、それ以外にも、クレヨンで塗ったり、装飾を着ければ、更に立体的で面白い作品が出来上がります。
子供と一緒にストーンアートに挑戦してみよう!
ストーンアートは、子供だけでなく大人もハマってしまうような、魅力たっぷりの工作です。世界に一つだけの作品を作ったら、どこに飾るか考えるのも楽しいですね。
みなさんも是非、「こんな作品を作ったよ~!」という情報を教えてくださいね!
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