ヤングリビングのアロマ|“やばい”と噂されるのはなぜ?仕組みや違法性を検証

ヤングリビングに誘われた!これってやばい会社なの?

ヤングリビングは、エッセンシャルオイルや関連製品を扱うアメリカの企業です。日本にも上陸しており、渋谷区にショールームを兼ねたオフィスを持っています。

しかし、検索すると「ヤングリビング やばい」「ヤングリビング 怪しい」と出てくることに驚いた方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、ヤングリビングの勧誘を受けた方向けに、会社概要から仕組みや違法性、注意すべき点まで詳しく紹介します。

ヤングリビングの会社概要

ヤングリビングは、エッセンシャルオイル業界において世界的なリーダー企業のひとつです。1993年にアメリカで誕生し、2004年には日本支社ができました。

会社概要

設立: 1993年

創業者: ドナルド・ゲイリー・ヤング

本社: アメリカ合衆国ユタ州リーハイ

本社住所:Young Living Essential Oils
1538 W Sandalwood Drive
Lehi, UT 84043

日本法人会社名:ヤング・リビング・ジャパン・インク

日本代表:中川 利光

日本支社住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前4-13-9 表参道LHビル

従業員数:世界約3,500名

会員数:世界560万人以上

日本における営業開始:2000年
日本支社設立:2004年

ヤングリビングの主な事業内容

  • 自社農場・パートナー農場の管理運用
  • ヤング・リビング基金の運営
  • 会員顧客を対象としたサービスの提供
  • エッセンシャルオイルの製造・販売
  • エッセンシャルオイルを使用したパーソナルケア製品、化粧品、家庭用品、健康補助食品などの製造・販売

ヤングリビングの取り扱い製品

220種類を超えるシングルオイルおよびブレンドオイルなど、計600を超える製品ラインナップ

【結論】ヤングリビングはマルチ商法なのか

結論から言うと、ヤングリビングの販売方法は、マルチレベルマーケティング(MLM)を利用していますが、違法ではありません。

ヤングリビングの公式ブログでも、ブランドパートナーの販売形態に「連鎖販売取引」を採用していると明記されています。

ただし、MLMは日本の法律では、特定商取引法により規制の対象となっているので、注意が必要です。

ヤングリビングのMLM

ヤングリビングは、自社のエッセンシャルオイルや関連製品を、ブランドパートナーと呼ばれる販売員を通じて販売しています。 ブランドパートナーは、製品の販売だけでなく、新規のブランドパートナーを勧誘することで、自身の収入を増やすことができます。

ヤングリビングがやばいと言われる理由と注意点

①ヤングリビングの創業者がやばい

ヤングリビングの創業者、ドナルド・ゲイリー・ヤング氏は、経歴がやばいと話題になっています。当方は元情報のソースに辿り着くことができなかったので、やばいと噂されている原因となっている経歴についてはこちらを参照ください。

ドナルド・ゲイリー・ヤング(Wikipedia)

②過去に製品の効能に関する不適切な主張があった

ヤングリビングの製品は、医薬品ではなく化粧品や雑貨に分類されます。しかし、一部の会員や販売員が、病気の治療や予防効果があるかのような不適切な主張を行い、アメリカ合衆国の政府機関・アメリカ食品医薬品局(FDA)から薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)への抵触を指摘される事例がありました。 特に、エッセンシャルオイルの飲用や直接塗布、特定の病気への効果などを謳う行為が問題視されました。 会社側も、会員に対して適切な情報提供を行うよう注意喚起を行っています。

③連鎖販売取引(マルチ商法)に関する問題があった

ヤングリビングは連鎖販売取引の形態をとっており、会員が新たな会員を勧誘することで報酬を得る仕組みです。 この仕組みにより、一部の会員が過剰な勧誘や不適切な販売手法を行い、消費者トラブルを引き起こす事例がありました。 また、収入や成功を過度に強調する勧誘行為も問題視されています。

絶滅危惧植物の精油の密輸があった

2017年9月に、アメリカ合衆国の司法省によって、レイシー法に違反しているとして760,000ドルの罰金と罪状を申し渡されています。これは、野生動物・魚・植物などの違法取引を取り締まる法律で、絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律に違反したとされています。

さいごに

調べてみた結果、ヤングリビングの商品や会社に関しては違法性は認められませんでした。しかし。ヤングリビングの販売方法であるマルチ商法(MLM)は、特定商取引法によって規制となっているため注意が必要です。

ヤングリビングの公式ホームページには、販売者に向けた注意喚起が詳しく掲載されています。しかし、この注意書きを守っていない販売者も多く目に着きます。(主にInstagramで発信している方)

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。

よろしければ、ヤングリビングに誘われた方の体験談などをコメントにて投稿頂けると幸いです。よろしくお願い致します。

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