シンガポールってどんな国?

「シンガポール」は東京23区ほどの小さな島の中に、近代的な建物が並び、様々な文化・人種・宗教の人が住んでいるとても魅力的な国です。

マーライオンがあるよねぇ。


でも、それ以外あんまり知らないな。
今回はそんなシンガポールの基本情報や魅力などをご紹介します!
シンガポールがある場所
シンガポールは東南アジアの赤道直下にある島国で、シンガポール島と60もの小さな島々からできています。
マレー半島の南端にあり、海を挟んで北側にあるマレーシアとは2本の橋でつながっています。

「ジョホール・シンガポール・コーズウェイ」という橋です。
沢山の車が行き交うジョホール・シンガポール・コーズウェイ
この橋は徒歩や車、バイク、列車で渡ることができます。また、南側にはインドネシアがあります。
シンガポールの基本情報
| 人口 | 564万人 |
| 首都 | シンガポール |
| 面積 | 720㎢(東京23区よりも少し大きいくらい。埋め立てによって年々大きくなっています。) |
| 宗教 | 仏教が約30%、キリスト教が約18%、イスラム教が約17%、その他、道教やヒンドゥー教、無宗教など様々です。 |
| 政治体制 | 立件共和制 |
日本とシンガポールとの時差
日本とシンガポールの時差は1時間。
日本のほうが1時間すすんでいます。

日本からシンガポールまでは、飛行機で約7時間35分です。
シンガポールの気候

シンガポールは赤道の下にある国で、四季のない熱帯モンスーン気候です。
一年を通して気温も湿度も高く、11月~2月の雨季と、3月~10月の乾季にわかれています。

夜でもあまり気温は下がらないんですよ。
年中気温があまり変わらないので、どの時期でも楽しめますが、特に旅行におすすめのシーズンは、雨の降りにくい3月~10月の乾季です。

乾季とはいってもスコール(1~2時間でどっと大量の雨が降ること)がよくありますので、旅行には雨具を用意してくださいね。
シンガポールの言語

シンガポールの主な公用語は、マレー語と英語、中国語、タミール語です。
中華系、マレー系、インド系と、たくさんの民族が住んでいる国なので、公共の場のアナウンスも英語、中国語、マレー語、タミール語と4種類の言葉で流れることがあります。

看板もいろいろな国の言葉で書かれているわ!
学校でも英語とそれぞれの民族の言葉、両方を習うので、ほとんどの国民が2つ以上の言語を話せます。
シンガポールの通貨

通貨の単位はシンガポールドルS$、補助通貨単位はセントS¢です。
日本と比べて物価はどう?

シンガポールは東南アジアの国なので、なんとなく物価は安そうなイメージがありませんか?
意外に思われるかもしれませんが、シンガポールの物価は日本よりやや高めです。
ホテルの宿泊代は日本よりもやや高いです。
レストランで食事をする時は日本よりやや高いですが、現地の人が食べに行くホーカーズというフードコートのような場所に行くと、かなり安く食べられます。


本場のインドネシア料理が100円~200円くらいで食べられますよ。
旅行での移動手段、電車の運賃は、日本と同じくらいです。
シンガポール人の人柄・気質・性格

シンガポールは中華系、マレー系、インド系、といった様々な民族がともに暮らし、それぞれの文化を取り入れ発展してきた歴史があるので、平等を大切にする国民性があります。
それは民族間だけでなく、男女間の平等も同じで、女性の社会進出も進んでいます。

イギリスの新聞(エコノミスト)では、2013年以降「最も住みやすい都市」と格付けされているんですよ。
シンガポールの「キアス」

シンガポールにはキアスという言葉があります。
これは、「人よりも得をしたい」「出し抜いても勝ちたい」という意味で、よくシンガポールの人の気質を表す言葉といわれています。

日本人はそういう気持ちをあまり出さないよねぇ。
この負けず嫌いな気質のためか、シンガポールはとても教育熱心なことで知られています。
「損をしたくない」
「人よりも豊かな暮らしがしたい。」
近年、急成長を遂げている秘訣はこのような気質によるものなのかもしれないですね。

沢山の文化が混ざり合うおもしろい国、シンガポール。
ぜひ、旅行してみたいですね。




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