オーストラリアってどんな国?
みなさんは、オーストラリアという国を知っていますか?
世界地図を見ると 日本から南におりてきた場所にある大陸。
よく知らなくても、コアラやカンガルーがいる場所というイメージがあるのではないでしょうか。
オーストラリアは大自然が広がり、素晴らしい世界遺産や観光地がたくさんあります。
今回はそんなオーストラリアの基本情報や魅力をご紹介します!
オーストラリアがある場所はどこ?
オーストラリアは、赤道を挟んで日本の反対側にある南半球に位置しています。
日本からオーストラリアまでは、飛行機で約8~11時間です。
周りにインドネシア、パプアニューギニア、ニュージーランドなどの国の島々が浮かんでいます。
世界ではオーストラリア大陸を含む6つの大陸がありますが、”大陸“の基準は、このオーストラリアの大きさなんです。
なので、オーストラリア大陸より小さいものは”島“と呼ばれます。
また、ひとつの国でひとつの大陸を持つのは、世界でオーストラリアだけなんですよ。
オーストラリアの基本情報
人口 | 25,681,000人(日本の5分の1以下) |
首都 | キャンベラ |
面積 | 7,692,024㎢(日本の約21倍) |
宗教 | キリスト教が過半数を占めます。イスラム教2.6%、仏教2.4%、ヒンズー教1.9%、ユダヤ教0.4%とたくさんの宗教の人々が暮らしています。その他30%は無宗教です。 |
政治体制 | 立憲君主制 |
オーストラリアの気候
日本とは反対の南半球に位置するオーストラリアは、季節も日本と反対です。
ですので日本が夏の時はオーストラリアが冬であり、日本が冬の時はあちらは夏になります。
また、オーストラリアは面積の約40%が砂漠。
中心部に砂漠が広がり、その周りの沿岸部にかけて都市が広がっています。
大きなオーストラリアですので気候も様々です。
オーストラリア北部
熱帯性気候。
熱帯雨林が広がっている地域の気候。
雨季と乾季があります。
オーストラリアの砂漠を挟んで西側と東側
亜熱帯性気候。
年間を通して晴れの日が多く、冬でも半袖で過ごせるほど暖かいです。
たくさんの国立公園があり、野生のコアラやカンガルーを見ることができます。
有名なのは東側の海に浮かぶ世界一の珊瑚礁グレートバリアリーフです。
オーストラリア南部の気候
温帯性気候。
日本と同じように四季があります。
ただし日本とは逆の季節なので、こちらが夏であればオーストラリアは冬。
シドニー、メルボルンなどの人気の観光地の多くはこの気候です。
オーストラリア中心部の砂漠の地域の気候
砂漠性気候。
朝と夜の気温差が激しく、夏は気温がかなり上がります。
世界遺産のエアーズロックはこの地域です。
オーストラリアの言語
オーストラリアの公用語は英語です。
オーストラリアは移住民が多く多民族国家と言われます。
公用語は英語とされていますが、国民の約20%は英語以外の中国語・イタリア語・ギリシャ語などの言葉を話します。
先住民のアボリジニの話す言語を含めると、約300種類もの語源があるのです。
オーストラリアの通貨
オーストラリアの通貨は、オーストラリアドル(AUD)です。
「A$」と表記されますが、オーストラリア国内では「$」のみで書かれていることがほとんどです。
オーストラリアドル紙幣は世界でも珍しいプラスチック製です。
補助通貨にセント(¢)があり、1A$=100¢です。
日本と比べて物価はどう?
オーストラリアの物価は日本と比べて高いです。
スーパーに並んでいる商品は、全体的に高い印象を受けます。
コーラが1本、約300円。
ポテトチップスは一袋、約400円ほど。
ですがお肉類、フルーツ類は日本よりも安く購入できます。
日本ではパック売りや1つでいくらの物が多いですが、オーストラリアは計り売りがメジャーです。
ランチ、ディナーなどの外食費も高くつくでしょう。
また平均賃金(仕事のお給料)は世界でもトップクラスです。
時給は日本の約2倍とも言われているんです。
オーストラリア人の人柄・気質ってどんな感じ?
昔から移住民が多く、様々な民族が暮らすオーストラリアはお互いの文化を尊重し、優しくおおらかな人が多いと言われています。
また、会話やコミュニケーションをとるのが得意!
フレンドリーな態度にびっくりするかもしれません。
また広大な面積を持ちますが、人口は日本の5分の1程度と、とても少ないです。
人口密度が低く、ゆったりとした暮らしが特徴的。
また、美しい自然が広がるオーストラリアですが、砂漠化が進んできているのも事実です。
これも地球温暖化の影響でしょう。
一人一人が意識して、オーストラリアを含め、この素晴らしい地球を守っていきたいですね。
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