子供の写真、無断投稿されてない?SNSの対処法と予防策

子供の写真がSNSにアップされた!親が今すぐやるべきこと

1.SNSから消去して欲しい写真を特定する

まずは、いつ、どこで、どのような写真が掲載されたのか、把握し、証拠をしっかりと残しておきましょう。

□ 何月何日何時の投稿か

□ どこの場所で撮影しているのか

□ 子供がどういう状態で映っているのか

SNSからの消去を依頼すべき写真

  • 個人情報が分かる写真(住んでいる場所・名前・通っている学校など)
  • 顔がバッチリ映っている写真
  • 指紋がハッキリわかるような写真

基本的に「あの子が映っている」と、知り合いが見てわかるような写真は消去をお願いしましょう。

指紋がハッキリわかる写真の消去依頼というのは、指紋で勝手にセキュリティーを破られてしまうことを防ぐためです。

急速に進む携帯カメラの高解像度化。スマホで撮ったピース写真から指紋が盗み取られ、パソコンなどに勝手に侵入される危険があることが明らかになった。

出典:スマホで指紋が盗まれる?“映りすぎ社会”到来! – NHK クローズアップ現代 全記録

近い将来、子供が大人になった時、意図せず指紋が悪用されないよう、やりすぎだと思われるかもしれませんが、念のため対策をしておきましょう。

SNSにモザイク・鍵アカウントで掲載されていても、消去をお願いしたほうが良い?

  • 顔が分からないようにスタンプやモザイクなどがしてある写真
  • 鍵アカウントや友人しか見られないような設定にしてある写真

一見、消去をお願いしなくても良さそうな写真も、実は危険が潜んでいます。

SNSで大きく写真が掲載されていても、モザイクがかかっていて、個人を特定できないようにしれあればOKだと思っていませんか?実はあるAIソフトを使用すれば、モザイクを消すことができる可能性があります。また、モザイクを完全に消すことができなくても、画像補完機能などを用いて元の画像に近づけることも可能です。

また、鍵アカウントや友人でしか見られないようにしてあっても、スマホを落としたり、悪意を持って拡散されるケースもあります。

自分の子供の写真をアップされて、ドキッとしたら、消去の依頼をしましょう。

2.SNSから写真の消去を依頼する

SNSから消去のお願いをするなら、できるだけ早く投稿者に連絡しましょう。

ネット上にあげられた写真は消えないと言われていますが、それでも多くの人の目に留まる前に消去すれば、それだけ被害が拡大することを防げる可能性があります。

SNSから写真を消去して欲しい時、お願いする言い方・言いまわし・伝え方

  • 「この間、〇〇(SNS名)に〇〇(お子様)の写真をアップしてくれてありがとうね。でも、今回は〇〇(理由)のため、もし可能であれば、その投稿を削除してもらえないかな?」
  • 「実は、〇〇(お子様)の顔がはっきり分かる写真がSNSに載っているのが少し心配で…。もし差し支えなければ、削除をお願いしたいのですが、どうでしょうか?」
  • 「〇〇(友人名)はいつも〇〇(お子様)のことを可愛がってくれていて感謝しています。でも、今回はちょっと事情がありまして…。もし良ければ、〇〇(SNS名)の〇〇(写真)を削除してもらえませんか?」
  • 「〇〇(SNS名)をよく利用してるよね?最近〇〇(お子様)の写真をアップしてくれたんだけど、今回はちょっと事情があって、もし可能なら削除してもらえないかな?〇〇(理由)で。」
  • 「この間、〇〇(SNS名)に〇〇(お子様)の写真をアップしてくれてありがとうね。でも、今回はちょっとお願いがあって…。〇〇(理由)なので、もしよかったらその投稿を削除してもらえないかな?」
  • 「〇〇(友人名)はプライバシーを大事にするから知ってるけど、今回〇〇(お子様)の写真がSNSに載ってしまって。〇〇(理由)なので、もし差し支えなければ削除をお願いしたいんだけど。」
  • 「〇〇(友人名)ごめんね、相談があるんだけど。〇〇(お子様)の写真をSNSにアップしてくれたのは嬉しいんだけど、〇〇(理由)でちょっと困ってるんだ。もし可能なら、削除してもらえないかな?」
  • 「〇〇(お子様)がまだ小さいから、個人情報が特定されてしまうのが心配なんだ。」
  • 「〇〇(お子様)が将来、この写真を見て嫌な思いをするかもしれないと思って。」
  • 「いつも〇〇(お子様)のことを可愛がってくれてありがとう。今回、お願い事を聞いてもらえて本当に感謝しています。」
  • 「もし削除が難しいようであれば、〇〇(お子様)の顔が分からないように加工してもらえたりするかな?」

伝え方の注意点は、感情的にならずに冷静に伝えること。感情的にどなったり、逆に泣き出したり、おどおどしたりしてしまうと、受け取った側も重く受け止めてしまう可能性があります。事態を悪化させない為にも、相手の気持ちを尊重し、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

  • 家族で、SNSには顔や個人情報を乗せないというルールを徹底しているの
  • 夫(義実家)がSNSに個人情報を載せることに反対しているの

など、自分以外の人から消去を依頼されているという感じて言ってしまうのも手です。

SNSから一刻も早く消去しなければいけない場合は電話しよう

以下のような写真が掲載されている場合は、LINEやメールではなく、電話で相手に連絡を取り、消去を依頼しましょう。

  • 個人情報が分かる写真(学校名・名前・住んでいる地域・習い事名など)
  • 水着の写真
  • 胸元や下着が見えている写真
  • 犯罪の標的になってしまいそうな写真

電話で伝えることで緊急性が伝わり、ネットリテラシ―が低い人への警告にもなります。

3.今後SNSに勝手に写真が載せられないよう予防する

お子様の大切な写真を、勝手にSNSに載せられてしまうのはとても不安ですよね。一度経験してしまうと、「また同じことが…」と心配になる気持ちもよくわかります。

そこで、できるだけSNSに載せられてしまうことを防ぐための対策をいくつかご紹介します。

写真を撮られる時にSNSへの掲載は不可だと伝える

児童館や公園など、人が集まる場所では、お子様の写真を撮られることがありますよね。 そんな時に、「SNSに写真を載せたり、他の人と共有しないでね。」とストレートに伝えるのは、少し勇気がいりますよね。そこで、もう少し柔らかく、伝えやすい言葉遣いをいくつかご紹介します。

  • 「私も撮って良い?もちろん、SNSに載せたり、他の人と共有したりとかは絶対にしないから安心してね。あっ、うちの子のもSNSとか共有はNGなので、それだけお願い!」

この言い方ならば、相手に許可を求めつつ、自分も同様にプライバシーを大切にしていることを伝えることができます。

園・学校・塾など管理者に注意喚起してもらう

幼稚園や塾で撮られたお子様の写真が、勝手にSNSにアップされてしまうのは、とても心配ですよね。このような事態を防ぐために、園・学校・塾などの管理者に相談し、注意喚起をしてもらいましょう。

  • 園や塾の先生に、保護者への注意喚起をお願いしましょう。「写真撮影の許可を取る際には、SNSへの投稿は禁止である旨を必ず伝えるよう、改めて周知徹底をお願いします」と伝えましょう。
  • 園や塾の規約に、写真撮影やSNSへの投稿に関する規定があるか確認しましょう。もし、規定があれば、それを根拠に、先生に具体的な対応を求めることができます。

具体的な伝え方

  • 「最近、〇〇(お子様のお名前)の写真がSNSに無断でアップされているのを見かけました。園の規約では、写真撮影の許可を取る際に、SNSへの投稿は禁止だと伺っているのですが、改めて保護者の方々への周知をお願いしたいです。また、この方に注意をして欲しいです。」
  • 「許可証を発行して、許可証を持っている人にのみ撮影を許可するなど、より厳格なルール作りをお願いしたいです。」

SNSにバンバン写真を投稿する人との連絡や距離の取り方

お子様の写真を勝手に撮ってSNSに載せる人から、距離を置きたいという気持は、当たり前です。距離を置く際、同じような被害にあわない為にどうしたら良いかは、その人との関係制にもよります。ここからは具体的な方法についてご紹介します。

直接伝える

SNSに子供の写真を無断掲載された場合は、相手に直接、自分の気持ちを伝えるのが一番確実です「私の子供のプライベートな写真を、勝手にSNSに載せるのはやめてほしい」と、冷静かつはっきり伝えましょう。距離を置くと決めても、また同じ被害にあう可能性がある場合は、きちんと気持ちを伝えてから離れましょう。

共通の知人に相談する

あまり親しくない人の場合、相手との間に共通の知人がいる場合は、その人に仲介を頼んでみましょう。間に人が入ることによって、お互い冷静に話すことができる場合もあります。ただし、仲介者が口が軽いとトラブルが広まってしまう可能性もあるので、信頼できる人の場合のみお願いしましょう。

会う機会を減らす

いつも勝手に写真を撮る人と会う場合、帰ってからSNSに勝手に載せられているのではないかと心配になりますよね。できるだけ会う機会を減らすことで、写真が撮られるリスクを下げることができます。どうしても会わなければいけない場合は、人が多い場所や、事前に写真に子供が映りこまない様にお願いしておきましょう。

4.SNSから消してくれない場合は、プロバイダやサイト管理者に依頼する

投稿者本人がSNSから写真を消去しない場合は、プロバイダやサイト管理者に依頼をしましょう。詳しくは下の画像を参照ください。

削除依頼は、本人か本人の法定代理人(弁護士など)からウェブサイトの管理者に対して行います。ウェブサイトの管理者が対応しない場合、プロバイダ事業者に対応を求めることになります。解決が難しい場合は、弁護士に相談しましょう。

ママ友に相談しにくい…子供の画像無断投稿問題の解決策

お子様の大切な写真を勝手にSNSにアップされてしまうのは、とてもつらい経験ですよね。この記事では、そんな時の対処法についてご紹介しました。

大切なのは、一人で悩まずに、誰かに相談することです。信頼できる友人、家族、そして専門家など、様々な人に相談することで、解決への糸口が見えてくるかもしれません。

「嫌だな」と思ったら、我慢せずに声を上げてください。

あなたの勇気ある一歩が、きっと子供たちのより良い未来につながります。

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