毎日遊びに誘ってくる子にうんざり!どう断って対処したら良い?
小学校に入学してすぐや、新学期が始まってすぐは、新しいお友達ができますよね。
親にとっては、子供が色々なお友達と遊んでくれると微笑ましい気分になります。
でも、毎日遊びに誘ってくる子がいると、家族の用事や子供の勉強が進まずうんざり・・・。なんてことも。
今回は、そんな毎日遊びに誘ってくる子への断り方や対処法をご紹介します。
まずは、我が家のルールを決めよう!
帰宅後にお友達が毎日遊びに誘いにくると、帰宅後にやらなければいけないことが蔑ろになってしまいます。まずは、お友達と遊ぶ前(お友達に誘われる前)に、我が家のルールをしっかりと話し合っておきましょう!
1.宿題が終わってから遊びに行く、終わるまでは出かけない。
学校から帰って来たらやらなければいけないのが宿題です。高学年になればなるほど宿題の量は増えて行きますが、お友達と遊んで、夕食を食べて、その後から宿題だと、集中力が続かず、適当に終わらせてしまう可能性も。
友達と約束をする時には「宿題が終わってからじゃないと遊びにいけない」ということを伝えるようにしましょう。もし、宿題が終わる前にインターフォンを鳴らして呼びに来た場合は、自分で断りを入れさせましょう。
断り方の一例
「まだ終わっていないから遊べないから先に行っててね。」
「あと○○だけで終わるから、公園で待っててね。」
但し、冬場で早く暗くなってしまう場合や、あらかじめ「〇時に待ち合わせ」となっている場合は、帰ってきてからやると約束して出かけるのを許すのももちろんOK!この約束を破ったら、翌日は遊びにいけないというルールにするなど、臨機応変に対応したいですね。
2.時間と場所を決めて約束をする、約束していない場合は遊ばない
子供同士が遊ぶ約束をしていないのに、毎日インターフォンを鳴らしに来られたら、「今日も来るんじゃないか」「どうやって断ろう」とモヤモヤしてしまいますよね。それを避けるために、子供には「遊ぶ時間(宿題が終わるであろう目安の時間)」と、「待ち合わせ場所」を決めて約束をするように話しておきましょう。また、「約束をしていない日は遊べない」というルールを決めてしまうのも良い方法です。
約束をしていない場合は、親が断ってしまうのも手ですよ♪
「約束してない時は遊べないんだ、ごめんね」で、帰ってもらいましょう!
3.基本的に家の中で遊ぶのはNGにしよう!
大人しくゲームをできるような年齢の子供なら部屋で子供だけで遊ばせることができるのですが、それでも自宅によその子がいるというのは落ち着かないもの。
特に小学校低学年の子は、家の中で騒いだり、上手に遊べず、母親の私にべったり・・・なんてことも。あらかじめ「うちの中では遊べないからね、天気の良い日に外で遊んでね」と約束をしておきましょう。
最初にジュースやお菓子を出してしまうと「あそこの家は色々もらえる!」とたまり場になってしまいます。基本的に「雨の日は遊ばない」「家の中では遊ばない」を徹底しておきましょう!
4.遊べない日をあらかじめ伝えておこう
習い事や通院などであらかじめ遊ぶことができないのが分かっている場合は、「うちは〇曜日と〇曜日は遊べないよ」と誘ってくれた子に話しておきましょう。
朝、学校に行く前に子供に「今日は用事があるから約束してこないでね。○○くん○○ちゃんにも今日は無理だからって伝えておいてね」と話しておくのも良いでしょう。
また、日中は晴れていても夕方から雨が降るような場合も「今日は夕方から雨が降るから、約束をしてこないでね」と伝えておくのもGOOD!
5.親御さんの連絡先を分かっている子とだけ遊ばせよう
低学年のうちは、待ち合わせ時間に会えなかったり、急に用事ができて遊べないなんてこともあります。トラブルを防ぐ為にも、親御さんの連絡先を分かっている子だけと遊ぶようにしましょう。まずは、遊ぶ約束をしたらその子の親御さん向けにメモを書くのも良し!
こんにちは。〇年〇組○○○○の母です。
今日は遊んで頂きましてありがとうございました。
今後も仲良くして頂けると幸いです。
何かあった時の為に私の連絡先をお伝えさせて頂きます。
電話番号:○○○○○○○○
LINEID:○○○○○○
住所:○○町○丁目○○
断っているのに遊びに来る子供、どう断って対処したら良い?
1.親に直接話をしよう
意外と多いのが両親共働きで家に誰もおらず、そもそも子供が毎日遊びに行っているということを知らないケース。どこでだれと遊んでいるのかを話さず出て行っているので、親御さんに伝えると驚かれて謝られるケースもあります。まずは親御さんに毎日は遊べないことを伝えましょう。
こんにちは。
○○くん・○○ちゃんが毎日遊びに誘ってくれるのに、なかなか遊べずにごめんなさい。
○曜日と○曜日は塾があり、○曜日は通院があるので、遊ぶことができないんです・・・。((*_*)、(-ω-)、( ;∀;)などの顔文字を入れるのも良し!)
せっかく来てくれているのに断るのも申し訳ないので、学校で遊ぶ約束をしていない日で誘ってくれる日は、連絡頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
2.先生に相談しよう
「親御さんの連絡先を知らない」「何度断っても来てしまう・・・」そんな時は、担任の先生に相談してみるのもおすすめ。
「こんなことを言ってしまって困らないかな?」と思っていても、意外とよそでも同じようなトラブルを起こしている可能性もあります。
先生から本人や親に伝えてもらうことでインターフォンを鳴らさなくなったというケースもあるので、毎日のことで困り果ててしまった場合は、相談をしてみましょう。
みんなと仲良くする必要はナシ!合わない子とは遊ばない!
毎日遊びに誘ってくる子の中には、「放置子」状態で、マナーを一切教わっていない子もいます。
そんな子に一度家を知られてしまったら、毎日毎日インターフォンを鳴らして遊びに誘ってきます。
最初は良かったとしても、自分の子供を見下すような態度があったり、子供自身が遊びたくないと感じている場合は、“嘘も方便”で、親が断り続ける方法を取るのも良いでしょう。
『お友達とは仲良く』『仲間外れにしない』『喧嘩をしたら謝って仲直り』
全て小学校で当たり前のように言われていることですが、大人でも合う人と合わない人がいるのに、子供に『誰とでも仲良く』を強いるのは、今後のことを考えても避けたいところです。
まずは遊んでみる→合わなければ断る→それでも誘ってくる場合は親が断る
という順番で、その子から距離を置いてしまいましょう。
気の合う子と、気軽に遊べるというのが一番の理想ですね。
毎日遊びに誘って来る子にはちゃんと断れる勇気を!
毎日遊びに誘ってくる子にうんざりしたら、まずはお友達との関り方や、我が家のルールを子供と話してみましょう!
最初は難しいかもしれませんが、親がしっかりと「これはダメ、これはOK」という基準を持っていたら、子供もそのうちに「こういう場合は自分で対処しよう」「今日は宿題が多いから断ろう」と自分で判断できるようになっていきますよ。
毎日インターフォンが押されない安心感を手に入れるため、しっかりと断れる人間関係を子供同士で築いていってもらうため、まずはしっかりとお子さんとルールの確認をしてみてくださいね。
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