子供に演劇を観せるべき?メリットとデメリットを解説

子供と一緒に演劇を観に行くとどんなメリット・デメリットがある?

演劇は歴史、ファンタジー、恋愛、コメディなど、様々なテーマが臨場感たっぷりに鑑賞できるので、親子で楽しみたいエンターテイメントですよね。歌やダンス、音楽など、さまざまな要素が組み込まれ、視覚的にも聴覚的にも楽しめるのが魅力です。

また、演劇は、さまざまなテーマを取り扱っているので、思わぬところから新たな出会いや興味が湧くことも。子供の世界を広げるためにも、ぜひ親子で足を運びたいものです。

しかし、子供に演劇観るにあたって、色々な心配もありますよね。

たとえば、

  • 子供が演劇を飽きずに観てくれるだろうか?
  • 子供が席でじっとしていられるだろうか?
  • 子供が泣いたり騒いだりしたら、他の人に迷惑をかけないか?

などなど。

子供と一緒に演劇を観に行くためには、いくつかのコツを押さえることが重要。

そこで今回は子供と演劇を観に行くメリット・デメリットを踏まえた上で、楽しい時間にできるコツをご紹介します。

子供が演劇を観るメリット

1.想像力や創造力が豊かになる

演劇は子供たちの想像力を働かせ、創造力を育むのに最適な方法です。「私だったらどうするかな?」「この子はどういう気持なのかな?」など、子供たちは、演劇の世界に入り込み、知識や想像力を広げることができます。

2.コミュニケーション能力や表現力が向上する

演劇は、子供たちのコミュニケーション能力や表現力を向上させるのに効果的な方法です。演劇では普段は使わないような言葉や言い回しが出てくることがありますが、本で読むよりも前後の流れから内容が判断しやすいので、苦手意識なく入り込むことができます。また見に行った後に親子で感想を話すことでコミュニケーション能力が上がったり、演劇で知った社会性や表現力を身につけることができます。

3.集中力や忍耐力が身につく

演劇は子供たちの集中力や忍耐力を身につけるための練習にもなります。集中力というと子供にとって苦手な分野ではありますが、子供が好むテーマの演劇を選ぶことで長い時間集中し、結果的に集中力や忍耐力を身につけることに繋がります。

4.豊かな心が育つ

演劇は目の前で人と人が生で演じることから、子供たちの豊かな情操教育にも効果的です。まるで自分がその世界の中に入り込んだかのように錯覚し、それぞれの登場人物の気持に寄り添うことで、心を豊かにし、生きる力を育む原動力にもなるでしょう。

子供が演劇を観るデメリット

1.子供が飽きてしまう可能性がある

演劇は選ぶ演目を間違えてしまうと子供にとって長い時間座って見るのが難しく、飽きてしまう可能性もあります。初めて演劇を観に行く場合は、あらかじめ口コミを調べてから行くのがおすすめです。その際には演目の面白さはもちろんですが、以下の内容に注意して選んでみてください。

  • 年齢に合わせた内容か
  • 観客やスタッフの雰囲気はどんなものか
  • 子供連れでも楽しめるのかどうか

2.演劇のチケットは意外と高価なこともある

演劇のチケットは、子供向けの公演でも、大人料金が必要で合わせると高額になる可能性があります。そのため、演劇を真面目に見てくれなかったり、あまり面白くない場合、親の気持としては勿体ないと感じてしまうことも。その気持ちを知らず知らずのうちに子供に向けてしまうと、子供が演劇嫌いになってしまう可能性もあります。演劇を観に行く場合は、親も子も余裕がある時に行くのがおすすめです。

演劇のメリットとデメリットどちらが多い?

演劇のメリットはデメリットを上回ります。子供の世界を広げ、新しい発見や価値観を培うチャンスになる可能性もあるので、ぜひ親子で観に行ってみてくださいね。

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