パプリカの基本情報|子供に教えたい自由研究のヒント・豆知識・健康効果【夏が旬の野菜】

パプリカの基本情報

みなさんのご家庭では、パプリカは頻繁に登場しますか?パプリカはカラフルで栄養素も高い野菜ですが、他の野菜と比べてレシピが思い浮かばずなかなか食卓に上りにくいのではないでしょうか。

パプリカは国内生産量よりも輸入量の方が上回っており、輸入の8割が韓国産です。野菜スーパーで1年中見かける野菜ですが、実は国産でも栽培されています。夏が旬の野菜なので、旬の時期に並ぶ国産のパプリカも味わってみてはいかがでしょうか。

パプリカの原産国はどこ?

パプリカの原産地は、南アメリカ大陸です。ペルー、ボリビア、コロンビアなどの国で栽培されていたとされています。15世紀にスペイン人が南アメリカ大陸に到達した際にパプリカを持ち帰り、ヨーロッパに広まりました。その後、ハンガリーで栽培品種が育てられ、南欧へ拡大しました。現在では、世界中で栽培されている野菜です。

パプリカが日本に入ってきたのはいつ頃?

パプリカが日本に伝来したのは、江戸時代の初めごろ。1600年頃にポルトガル人が日本にパプリカを持ち帰り、長崎で栽培されたのが最初だといわれています。しかし、当時のパプリカは観賞用として栽培されることが多かったようです。

パプリカが食用として広く使われるようになったのは、明治時代になってから。明治時代には品種改良が行われ、生食や加工用として幅広く使われるようになりました。最近入ってきた野菜かと思いきや、意外と日本での歴史も長いんですよ。

パプリカは家庭菜園でも育てられる?

パプリカは家庭菜園でも育てることができる野菜です。温暖な気候を好み、春から夏にかけてが栽培の適期です。パプリカの収穫時期は、品種や栽培方法によって異なりますが、一般的には7月~10月に収穫ができます。

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パプリカの食べ方と栄養素

パプリカは彩が鮮やかで栄養も満点!生で食べたり、煮たり、焼いたり、炒めたり、茹でたりと、様々な食べ方ができます。

パプリカの食べ方には、次のようなものがあります。

  • 生のままサラダやおつまみに。
  • 煮物やスープに入れると、彩りも栄養価もアップ!
  • 焼いたり炒めたりして火を通すと、甘みが増して子供も食べやすい味わいになります。
  • 茹でてマリネにすると、さっぱりとした味わいで夏にもぴったり。
  • パプリカチップスやパプリカのピクルスなどにして、お菓子やおつまみに。

パプリカのすごい効果

パプリカは、ビタミンCやβ-カロテンが豊富な野菜です。ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあり、風邪の予防に効果的です。β-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、視力や成長を助けます。

パプリカの豆知識

パプリカは赤と黄色だけじゃない!

パプリカといえば赤や黄色をイメージしますが、、緑、オレンジ、紫などもあります。

しかも、パプリカの色によって、含まれる栄養素が異なります。

  • 赤パプリカは、ビタミンCが豊富。
  • 黄パプリカは、β-カロテンが豊富。
  • 緑パプリカは、ビタミンKが豊富。
  • オレンジパプリカは、ビタミンCとβ-カロテンが豊富。
  • 紫パプリカは、アントシアニンが豊富。

パプリカはジャムにするとまるでフルーツのよう!

パプリカはジャムにするとまるでフルーツジャムのような味わいになります。旬の時期に沢山取れたら、ぜひ作ってみてくださいね。パンにつけたり、かき氷にかけたり、色が綺麗で栄養価も満点なので、レシピを考えるのも楽しめそうです。

パプリカは子供の自由研究にもおすすめ

パプリカは夏野菜のなかでもあまり身近なものではないですよね。そこで、夏休みの自由研究を通してもっとパプリカのことを身近に感じてみてはいかがでしょうか?

パプリカを使った自由研究のヒントをご紹介します。

  • パプリカの栽培方法を調べて、実際にパプリカを育てる
  • パプリカを使った料理のレシピを考える
  • パプリカの歴史や文化について調べる
  • パプリカの産地や流通について調べる
  • パプリカの環境への影響について調べる
  • パプリカを使ったアートや工作をする

旬のパプリカを知って味わって自然の恵みを感じよう!

パプリカは栄養価が高く、鮮やかな色合いがとても美しい野菜です。輸入のほうが多い野菜ですが、家庭菜園でも比較的簡単に育てられる野菜なので、ぜひ挑戦してみてください!旬のパプリカは瑞々しくてとっても甘みが最高ですよ。

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