日本の夏に欠かせない麦茶、水出しはいかが？
ミネラルが豊富に含まれた麦茶は、サラッとした口当たりと香ばしい麦の香りが美味しい、夏の水分補給には欠かせない飲み物です。麦茶といえば、ひと昔前までは煮出して作るのが一般的でしたが、最近ではほとんどの市販品が“水出し”もできると明記されています。そこで、今回は麦茶を自宅で作る際、気を付けたいポイントや、水出しと煮出しのそれぞれのメリット、おすすめの商品などを紹介します。ぜひ、毎日の麦茶作りの参考にしてください。
麦茶の水出し、煮出しのメリットは？
水出し麦茶のメリット
最近ではスーパーなどで販売されている市販の麦茶には、煮出し、水出し両方で作れることが明記されているものが多くなっています。水出し麦茶には、様々なメリットがあります。
水出し麦茶のメリット
・お湯を沸かす手間がかからない。
・水道水に含まれている残留塩素の影響で、煮出して常温で冷やしたものよりも、細菌が繁殖しづらい。
水出し麦茶のデメリット
・残留塩素のにおいがする。（1日冷蔵庫で冷やせば、塩素が抜けてカルキ臭を感じにくくなります。）
・ティーバックを入れっぱなしにすると、風味が落ちる。
・抽出に時間がかかる。
水出し麦茶の作り方
- お茶の容器に水道水とティーバッグを入れ、そのまま冷蔵庫に入れる。
- 1～2時間ほど経過したら、ティーバッグを取り出す。
※ティーバッグを入れっぱなしにしてしまうと、味が落ちたり、細菌が繁殖しやすくなるため、必ず時間を守って取り出しましょう。
でも水道水ってなんとなくそのまま飲むのはあまり良くない気がする・・・。
最近は水道水をそのまま飲むことが減ったので、そう感じる人も多いですよね。でも、日本の水道水はとても安心・安全なものなのですよ。
水出し麦茶を水道水で作っても大丈夫なの？
日本の水道水は、とてもきれいで安全です。水道水は、水道法という法律で定められた基準を満たすように管理されており、水道局が毎日検査しています。この基準は、一般細菌や大腸菌、重金属など、健康に影響を与える可能性がある物質について、51項目もの項目が細かく設定されています。
そのため、この水道水をそのまま飲むのも安全で、もちろんその水道水を使って作られた水出し麦茶も、安全です。
水出しの麦茶のメリットは、何と言っても手間がかからないこと。お湯を沸かさず作れるので、子供でも簡単に作ることができます。
水出し麦茶を美味しく・早く入れる裏技
水出し麦茶は、抽出に時間がかかり、香りが落ちると言われていますが、その両方を解決する裏技が話題となっています。
1.お茶のボトル（ポット）に麦茶のパックを入れる。
2.100～200ml程度のお湯を沸かしてかける。
3.2分程度待ったら、お茶のボトル（ポット）の上まで氷や水を入れる。
急いで作りたい場合は、氷を多めにしてください。
お湯を多くすると香りや味が良くなりますが、冷ますのに時間がかかります。
煮出し麦茶のメリット
煮出し麦茶のメリット
・麦茶本来の香ばしい香りと味わいが楽しめる。
・残留塩素を飛ばすことができるので、カルキ臭がしない。
・すぐに味の濃い麦茶が作れる。
煮出し麦茶の作り方
煮出し麦茶の作り方は商品によって異なりますが、一般的には下記のように作ります。
- やかんにティーバッグを入れて、5分程度煮出す。
- 火を止めて、さらに5分ほど置いてから、ティーバッグを取り出す。
- そのまま水や保冷剤などを使って常温になるぐらいまで冷まして、容器に移し替え、冷蔵庫で冷やす。
煮出しにすると、水道水を沸かすことで残留塩素が飛び、臭みを感じることが少なくなります。そのため、麦茶本来の味と香りを楽しみたい時は、煮出しにするほうがおすすめです。
水道水の中に入っている塩素等が気になる場合は、やかんのふたを開けた状態で煮出してください。煮沸時間は10分を目安にしてくださいね。
麦茶の種類
麦茶は、麦を原料とした飲み物です。麦茶の種類は、麦の種類によって異なります。主な麦茶の種類は、次のとおりです。
- 六条麦茶（六条大麦）
- 二条大麦茶
- ブレンド麦茶
この中で最も一般的なのが、六条大麦です。スーパーなどで販売されている“麦茶”と書かれている、手ごろな価格のものは、ほとんどが“六条大麦”です。
二条大麦茶は、六条麦茶よりも香りが強いのが特徴です。まるで紅茶のように、蜂蜜やレモン、お砂糖などを入れて飲むこともおすすめされています。
ブレンド麦茶は、六条大麦や二条大麦などに黒豆や緑茶などの他の材料を混ぜて作った麦茶のことを言います。
この中で子供におすすめの麦茶は、六条麦茶です。
六条麦茶は、麦茶の最も一般的な種類であり、デンプン質が少なく、たんぱく質を適度に含むため、麦茶本来の風味が優れています。また、六条麦茶は、他の麦茶よりも甘みが少なく、さっぱりとした味わいなので、子供に飲ませやすい麦茶と言えます。
では、ここからは口コミ人気が高い麦茶をご紹介します。
水出しで美味しく味わえる口コミ人気が高い麦茶
1.はくばく 水出しで美味しい麦茶
はくばく 水出しで美味しい麦茶は、水出しでもおいしいように作られた麦茶です。国産の六条大麦を100%使用し、香ばしく上品な味わいに仕上げています。また、水出しでも濁りがなく、すっきりとした飲み口なので、ゴクゴク飲むことができます。
はくばく 水出しで美味しい麦茶は、煮出しに匹敵するほど香り高く、深みのある味わいが特長です。
低温でじっくり浅焼きした大麦が1パックに20g入っているので、香り高く味わい深く、お客様に出しても安心の味わい。焦がしていないから、ティーパックを一晩入れっぱなしにしても、苦くなりません。
もちろんノンカフェインなので、子どもや妊娠中の方でも安心して飲むことができます。
はくばく 水出しで美味しい麦茶の口コミ
色々な水出し麦茶を使いましたが、これが一番美味しいです。スーパーでも買えますが、インターネットの方がやすかったので、私は定期的にまとめて購入しています。
この麦茶は本物の麦の味がして、とても美味しいです。着色料などをつかっていないので、水出しですぐに色がでるわけではありませんが、それも素材本来の持ち味だと思っています。美味しいので、おすすめですよ。
2.はくばく こども喜ぶ麦茶
はくばくこども喜ぶ麦茶は、国内産大麦100%使用しています。大麦を焦がしすぎないように、低温でじっくり焙煎することで、苦みが少なくほのかに甘い麦茶に仕上がっています。
2014年度(第8回)にはキッズデザイン賞受賞。審査委員コメントでは、「大麦を原料とする麦茶はカフェインが入っておらず子どもの飲料に適している。 低温で時間をかけて焙煎することで苦味を押さえることに成功し子どもにも飲みやすくしており、暑い時期に家庭内や外出時にニーズのある製品と思われる。」と評価されました。
はくばく こども喜ぶ麦茶の口コミ
うちの子は赤ちゃんの時にこの商品でお茶デビューしました。今はパッケージにはながっぱが描かれているので「はながっぱのおちゃ買って！」と言ってきます。大人が飲んでも飲みやすく、1年中冷蔵庫に入っています。
3.伊勢惣 釜煎り麦茶業務用100P
伊勢惣 釜煎り麦茶は、国産の六条大麦の中でも、麦茶に最適といわれている品種の「かしま」、「すずかぜ」を使用した麦茶です。釜煎り2度焙煎によりじっくりと手間と時間をかけて焙煎しており、濃い味わいなのにサラッと飲むことができます。煮出しはもちろん、水出しでも味、色、香りの良い麦茶です。
たっぷり大容量の100パックなので、頻繁に麦茶を飲む家庭にもおすすめです。
伊勢惣 釜煎り麦茶業務用100Pの口コミ
大容量だから使い切れるか不安でしたが、冬場は常温やホットでも美味しかったです。夏場は水出しで手軽。ただ、味が濃いから子供がいるなら2Lで1袋でもいいかもしれません。
伊勢惣さんの麦茶は味が濃くて好きです。他の商品を以前は買っていましたが、ネットで大容量のこちらを発見し、購入。コスパが良いので、リピートしています。
深い味わいと健康効果が期待できるブレンド麦茶
4.がんこ茶家 国産ブレンド十六麦茶
麦茶、はと麦、玄米、緑茶、黒大豆（遺伝子組み替えではない）、よもぎ、どくだみ、陳皮、椎茸、くま笹、びわの葉、桑の葉、柿の葉、スギナ、ヤーコン、目薬の木などが入った麦茶です。様々なものがブレンドされていますが、すっきりとした味わいで、飲みやすいのが特長。麦茶特有の強い香りが苦手な人にもおすすめです。ノンカフェインで、妊婦さんや子供にも安心です。
がんこ茶家 国産ブレンド十六麦茶の口コミ
つわりで普通の麦茶がダメになってしまいましたが、このお茶は飲みやすく、今でも愛飲しています。
風邪予防もしたいなら、麦茶にプラスされているものを選ぶと◎
5.【ほうじ茶入り麦茶ティーパック】水出し・煮出し両用タイプ 10g×32入 滋賀県産かたぎ古香園
麦茶に、身体を温めてくれる効果があるほうじ茶をミックスしています。麦茶にはない、カテキンやテアニンなどのポリフェノールが多く含まれていて、抗酸化作用や抗菌作用、リラックス効果などが期待できます。農薬、化学肥料は未使用、無漂白パックを使っているので、誰でも安心して飲むことができます。水出し、煮出しの両タイプです。
麦茶を手軽に美味しく味わおう！
麦茶にはカフェインが含まれておらず、妊婦さんや赤ちゃんも美味しく水分補給ができる飲み物です。水出しは手間いらず、煮出しはすぐに美味しい麦茶ができあがるので、用途に合わせて上手に作りたいですね。
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