ズッキーニの基本情報
みなさんはズッキーニを食べたことがありますか?スーパーなどで売られているのはみたことがあるけれど、いまいち調理方法が分からない・・・という方も多いのではないでしょうか?でも実はズッキーニの味はかぼちゃに似ており、甘みや苦みがなくクセがないので、色々な料理に使うことができます。また、水分が多くて柔らかいので、加熱しても食感が変わらず、子供でも食べやすいのが魅力。今回はそんなズッキーニの基本情報や豆知識などをご紹介します。
ズッキーニの歴史は?
ズッキーニの原産地は、メキシコ北部と北アメリカ南部です。19世紀にイタリアに持ち込まれ、その後ヨーロッパやアメリカに広まりました。
ズッキーニはいつ日本に来た?
日本には1970年代に輸入されはじめ、1980年代から一般家庭でも食べられるようになりました。日本に入ってきてから50年ですが、まだまだ馴染みが浅い野菜です。ズッキーニの輸入量は、国産量を上回っています。日本国内のズッキーニの消費量は、2022年度は約10万トン。そのうち、国産量は約3万トンで、残りの7万トンは輸入品です。輸入品の主な産地は、中国、メキシコ、タイなどです。
ズッキーニの産地と旬の時期はいつ?
ズッキーニの国内における産地は、主に宮崎県、茨城県、長野県、千葉県、静岡県です。
宮崎県は、国内最大のズッキーニ生産地であり、全国生産量の約30%を占めています。
茨城県は、宮崎県に次いで2番目のズッキーニ生産地であり、全国生産量の約20%を占めています。
長野県、千葉県、静岡県は、それぞれ全国生産量の約10%を占めています。
ズッキーニは、夏野菜なので、春から夏にかけて生産量が多くなります。しかし、保存がきく野菜でもあるので、量の増減はありますが、一年中流通をしています。
ズッキーニの食べ方と栄養素
ズッキーニは、生で食べたり、炒めたり、煮たり、揚げたりと、さまざまな食べ方ができます。
- 生で食べる場合は、サラダやスープに入れる。ピクルスやマリネにしたりするのがおすすめです。
- 炒める場合は、他の野菜と一緒に炒め物にしたり、パスタの具材にするのがおすすめ。
- 煮る場合は、スープや煮物の他、カレーやシチューの具材にしたりするのも食べやすい。
- 揚げる場合は、天ぷらやフライ、油で炒めて焼きズッキーニにするのがおすすめ。
ズッキーニのすごい効果
ズッキーニは、カロリーが低く脂質も少ないので、子供から大人まで健康を気にする方におすすめ。また、調理が簡単で多彩な料理に使えるので、レシピの幅も広がりますよ。気になる栄養素と効果をチェックしてみましょう!
- カロリーが低く、食物繊維が豊富。ついつい食べすぎてしまう夏におすすめの食材です。
- ビタミンCは、抗酸化作用があり、成長期の子供に欠かせません。
- カリウムは、体内の余分な塩分を排出します。
- 食物繊維は、腸内環境を整え、便秘の解消に効果的。
ズッキーニの豆知識
ズッキーニはカボチャの仲間
ズッキーニとカボチャは、同じウリ科の植物です。ズッキーニはイタリア原産の野菜で、カボチャはアメリカ原産の野菜。日本にはカボチャ料理が沢山ありますが、カボチャの変わりにズッキーニを利用すると、いつもとは一味違った料理を手軽に作ることができますよ。(例えば、ズッキーニのコロッケやズッキーニポタージュなど)
ズッキーニは小動物が大好きな野菜!
ズッキーニは、ウサギ、ハムスター、モルモット、リス、鳥などの大好物の野菜。ズッキーニは、野菜の中ではカロリーが低く、食物繊維が豊富なので、動物の健康にも良い食材です。また、ズッキーニは柔らかくて食べやすいので、小さな動物でも食べることができます。そのまま与えるだけでなく、市販のエサとしても販売されていますよ。
ズッキーニは子供の自由研究にもおすすめ
ズッキーニは馴染みが浅い野菜ですが、だからこそ、自由研究で使用すればオリジナリティあふれるものができますよ。ズッキーニを使った自由研究のヒントをいくつかご紹介します。
- ズッキーニの成長過程を観察する。
- ズッキーニの栄養素を調べる。
- ズッキーニを使った料理レシピを開発する。
- ズッキーニを使った工作を作る。
- ズッキーニを使ったアート作品を作る。
ズッキーニを使った子供も喜ぶ美味しいレシピ
キッコーマン
味の素パーク
ミツカン
サントリーレシピッタ
ズッキーニを食べて、もっと身近な野菜にしよう!
ズッキーニの事を知ると、意外と手軽に使えそうだと感じますよね。ズッキーニはキュウリやトマトのように、初心者でも気軽に栽培できる野菜でもあります。まずは、かぼちゃの変わりに煮物や天ぷらなどから作ってみて、おいしく味わってみてください。そして、興味が湧いたらぜひ栽培してみましょう!
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